前回は自分自身が開設口座数を増やすことによってIPOの当選確率をアップする方法でした。
今回は、自分の口座だけでなく、家族の口座も利用してIPOの当選確率をアップする方法です。
さらに、証券会社の違いを利用して、ちょっとしたIPOの当選確率アップのための豆知識についてもお話していきます。
"口座数"がポイント
前回お話したように、証券会社の口座数が多ければよりたくさんの口座から申込みができるため、下手な鉄砲数うちゃあたる戦法で当選確率がアップします。
また、どの証券会社がIPOの引受会社になっても、即座に申込みできるというメリットがあります。
IPOの抽選確率は口座数と密接な関係にあるのです。
口座数を増やして、IPOの当選確率をあげたい。
だけど、1つの証券会社につき自分の口座は1つしか作れない。
ここに複数口座を開設出来たらラクなのになぁ…なんて考えちゃいませんか?
そこで利用したいのが家族口座や未成年口座です。
家族口座で確率2倍!
IPOの申込みを自分の口座から行い、さらに家族口座からも行う。
単純計算で、抽選の当選確率は2倍になります。
家族が多いご家庭の場合は、家族に口座を作ってもらって、それぞれの口座から申込みをすることで当選確率をどんどんアップさせることができます。
口座数が多いほど当選確率が上がるので、自分の口座だけでなく家族の口座も活用するのです。
IPOは各家庭につき1人しか申込みできないというルールはありません。
20歳未満のお子さんがいらっしゃる場合でも大丈夫!
『未成年口座』を開設する事が出来るので、さらに確率アップを狙えます。
マネックス証券などは、すでにマネックス証券に口座を持っている親権者を届け出ることで未成年者の口座開設が可能です。
IPOの申込みはとにかくたくさんの口座で申込みすることがポイント。
使える口座は使ってしまえ。
これが鉄則です。
申し込み続ければ確率アップ!?
証券会社の中には、一定の条件のもとに当選確率をアップさせる仕組みが取られています。
たとえば【楽天証券】。
楽天証券は、資産額や1カ月で使った取引手数料によってランク分けされ、IPOの抽選確率がアップする仕組みになっています。
要するに、「常日頃から楽天証券を使ってくれればいいコトあるよ~」というシステムなのです。
もう1つ、【SBI証券】も確率アップのサービスを行っている証券会社です。
SBI証券は、抽選に外れるとIPOチャンレンジポイントが貯まります。
このポイントを使うことで当選確率のアップが可能。
ポイントに有効期限はないので、外れたらコツコツ貯めて、貯まったらポイントで一気に当てる。
こんな戦法もできちゃうのです!
このように、
・家族口座や未成年口座を活用する
・当選確率アップのサービスを提供している証券会社も積極的に使う
ことで、ぐんと当選確率をアップさせることができます。
次回は当選確率アップのために知っておきたい【時間】の知識についてお話します!