株価は株主優待とも連動している!?売買益を狙うコツ

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株価は株主優待とも連動している!?売買益を狙うコツ

実は、権利付け日と権利落ち日の近辺は特に株価が上下しやすいのです。

それにはきちんと理由があります。

権利付け最終日の近くになると「まだ株主優待に間に合う!」という駆け込み需要が発生します。
発車ギリギリの電車にばたばたとたくさんの人が乗って来るような感じです。
需要が増すことによって、権利付け最終日近辺は株価が上がり傾向になると言われています。

それに対して、権利落ち日以降は株価が下がり傾向になると言われます。
権利付き最終日の翌日に株を買ってももう次の株主優待に間に合いませんから「今、急ぎで買わなくていいや」と投資家たちが思って、株の売買優先順位が下がってしまうからというのが理由の1つです。

もう1つの理由は、権利確定日に株主であればいいという話が関係しています。

権利確定日に株主だと記載されていればいいわけですから、図の28日に手続きをして翌日にすぐ株を手放す人が出てきます。
要は、数日だけ株主をやって、手続きが終わったところで「もう株主優待の権利がもらえたからいいや」と株を手放してしまうわけですね。

株を売る人が多くなるため、権利落ち日のあたりは株価が落ち目になるという理屈です。

投資家の中には権利落ち日に株価が下がり傾向になることを理解し、あえて株価が下がったところを狙っていくような投資をする人もいます。

このように、株主優待にはルールがあります。

複雑に感じるかもしれませんが、実際にやってみるとすぐに覚えてしまいますよ。
まずは口座開設をして、どの株でどんな株主優待がもらえるのか見て回るところからはじめてみてはいかがでしょう。
見ているだけで心が躍るはずです!!