あなたに合うNISA口座を選びましょう!

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あなたに合うNISA口座を選びましょう!

NISA口座には3種類ありますが、それぞれに特徴やメリット・デメリットがあります。

しっかりとメリットを受けるためには、自分にピッタリのNISA口座を選ぶ事が大切です。

次の4つのポイントをおさえながら詳しく見ていきましょう。

一般NISA

NISAの中の1つ目【一般NISA】
一般NISAには次のような特徴があります。

誰が使えるの?

日本に住んでいる20歳以上の人

どんな投資に使えるの?

株式投資や投資信託
→株や投資信託への投資で出た配当金や分配金、売買による利益が非課税になります。

何円まで投資可能?

毎年120万円まで
非課税枠は最大で600万円になります。

気をつけたいのが、毎年の枠の考え方です。
120万円と言われると、投資額と利益を合わせて120万円だと思ってしまいますよね。

投資では、投資する段階でどれくらいのリターンがあるか分かりません。
120万円を超えたところで「はい、枠がいっぱいです!」と切られてしまうと困りますよね。

安心してください。
投資が「120万円まで」です。
利益も含めて120万円ではありません。

わかりやすく図で見てみましょう。

注意したい点として、「枠が余っても繰越できない」ことを覚えておきましょう。

90万円分の株に投資して、120万円のうちの30万円の枠が余りました。
翌年の120万円の枠に30万円を合算することはできません。

また、口座内の株を売却して使った枠が振り出しに戻っても、「再利用」することはできません。

たとえば90万円の株を売却したとします。
すると、90万円の枠が空いたように思えますよね。
この90万円という枠を再利用することはできません。

何年まで使えるの?

2023年までです。

ただし、ロールオーバーという制度があります。
ロールオーバーをすることでNISA口座に入れ直して、非課税のまま株を持つことができます。
一般口座に入れることもできる他、売却するという選択肢を選ぶこともできます。

つみたてNISA

つみたてNISAには次のような特徴があります。

誰が使えるの?

日本に住んでいる20歳以上の人

どんな投資に使えるの?

一定の投資信託
投資信託の配当金や分配金が対象になります。

何円まで投資可能?

1年の枠は40万円
20年で最大800万円
再利用不可などの枠の考え方は一般NISAと同じです。

何年まで使えるの?

始められるのは2036年までで、つみたて期間は最長20年まで。
一般NISAにあったロールオーバーは、つみたてNISAにはありません。

ジュニアNISA

ジュニアNISAには次のような特徴があります。

誰が使えるの?

口座を開設する年の1月1日の段階で日本に住んでいる0歳~19歳。
→ジュニア世代の口座管理は両親や祖父母などが行います(金融機関によって異なることがあります)。

どんな投資に使えるの?

株式投資や投資信託
→株や投資信託への投資で出た配当金や分配金、売買による利益が非課税になります。

何円まで投資可能?

毎年80万円
未使用の枠を翌年に引継できないなどの考え方は一般NISAと同じです。

何年まで使えるの?

2023年までです。
災害などでやむを得ない場合は、非課税で払い出しをすることができます。
また、一般NISAと同じくロールオーバーが可能です。

 

NISAは3種類それぞれに特徴があります。
特徴を知って、自分に合ったNISAを選びましょう!